今回で100回目のブログ投稿ということで、
ショーンとの出会いを振り返るべく妻に登場してもらうことになりました。
妻は僕よりもショーンのことをよく見ているし、 いろんなことに気がつくし、
ショーンも僕よりも妻の方に完全に懐いています。
以下、妻の書いた文章です。
さかのぼること3年ほど前
もともと住んでいた家が狭く引っ越しを考えていたとき
犬が飼いたかった私は「ペット可」で物件を探し、今の家に引っ越してきました。
夫は犬を飼うことにノリ気ではなかったので、
すぐにでなくてもいつかは…と
「飼うとしたら犬種はなにかな…」と
ひとり妄想する日々でした。
引っ越し後しばらく、街の散策がてらよく散歩をしていました。
その日たまたま立ち寄ったペットショップ
「犬の家」
店に入ったのが19時の閉店間際でお店の子犬たちもほとんどが寝ている中、
目をらんらんと輝かせ、ピョンピョンとびはねながらこちらに猛烈にアピールしてくるやつが1匹…
あまりの可愛さと激しい自己アピールに虜になった私たちでしたが
その日犬を買うつもりなどまったくなかったので、
飛びはねつづける子犬に別れを告げ店を後にしました。
帰り道、どういう会話からそうなったのかもう忘れてしまいましたが、
10分後には夫は
「じゃあ今から店に戻ってお金払ってアイツを飼おう!!!」
と言っていました。
ノリ気じゃなかった夫の気持ちをここまで変えるパワー。
しかしもう閉店の時間だったことと、一旦冷静になろうということでその日はそのまま帰りました。
私の姉が犬の訓練士なので、お店で撮ったその子犬の写真を送り
「この子飼おうかと思ってるけどどう思う?」
と相談したところ、
「犬飼いたいなら、ペットショップ経営してる知り合いがいるから、
ブリーダーさんのとこに行ったときにいいポメラニアン選んできてもらおうか?」
と提案を受けました。
ショップを挟まないので、市場価格よりかなりお値段が安くなること、
プロにいい子犬を選んでもらえて安心なことなどもあり
お店で出会ったあの子犬のことは忘れ、ブリーダーさんからお迎えすることに決めました。
その後は、ブリーダーさんのところに行くのが1〜2週間に1回とのことだったので、
希望のカラーなどを伝え連絡を待つことになりました。
そう決めたのに、 犬の家で会ったあの子犬のことが頭から離れず…
通勤中や昼休みなど、1日に何度も犬の家のホームページを見ては
「まだ売れてない…」
「あの子まだいる…」
と確認する毎日を過ごすこと1週間。
夫と
「ブリーダーさんとこから子犬が来たって連絡まだかな」という話をしているとき、
夫からまさかの発言が飛び出しました。
「俺、犬の家のホームページ見てアイツが売れてないかチェックしてるねん…」
この1週間そんな話は一度もしてなかったけど、 2人してあの子犬のことが忘れられずにいたことが判明。
「私なんか毎日3回は見てるし!!」
とりあえず、次の日もう一度犬の家に行ってみることにしました。
「店に行けるのは夕方だけど、それまでに売れちゃったらどうしよう」と、
このときは本当に気が気じゃありませんでした。
夕方、犬の家を訪れると 成長し少しデカくなり、そして少し安くなったアイツがそこにいました。
約1週間ぶりの再会です。
プロが選んだ優良な子犬じゃなくていい!
コイツ以外考えられない…!!
その場で姉に電話をし、
「夫婦ふたりして犬の家にいた子犬のことがどうしても忘れられない」
と事情を話しお願いしていた件は断ってもらうことにしました。
姉は
「いいんちゃう♪タイミングってあるから。」
とその後も色々アドバイスをくれました。
そんなこんなでうちにやってきたショーン。
いまだに、
「ショーンくん、こんなに可愛くて、
しかも安かったのにどうして売れなかったの〜?!」
「ショーンくんがまだいてよかった〜!!」
としょっちゅう言われるショーン。(私に)
うちに来たのがショーンで本当に良かった。
世界で一番最高に可愛い特別な犬です。
うちに来てくれてありがとう。
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